そもそも「逃避行」って何?
逃避行の定義
「逃避行」に関するブログをスタートさせてるにあたって、「逃避行」についていろいろ考えている毎日なのですが。
とある疑問が浮かび上がりました。
それは「逃避行」っていったい何か?ということ。
そんなこともよくわからずにサイトを立ち上げたのか?
いやいや、何かから逃げるんだっていうなんとなくのイメージはわかっているんですけどね。
もっとちゃんとした定義みたいなのがあるんじゃないかって思ったわけです。
そこで「逃避行」という言葉を調べてみたところ「都合の悪いことがあり周囲の視線を避けて、こっそり移り歩いたりひっそりと暮らしたりする状態」とありました。
まぁそんな感じだろうな。
思っていた通りだしそれほど意外な定義ではなかったものの、今後ブログを書くためにはちゃんと理解しておくべきだろうと胸に刻んどきました。
意味や定義はさて置いて、何よりもこの言葉自体にバスンと魅力を感じませんか?
「逃避」や「逃亡」よりもなぜか惹かれる「逃避行」。
「逃避」して「行く」っていうのがよくないですか?
なんとなくポジティブな感じでかすかな未来を感じません?
逃げようとしているものは人によってさまざま
一口に「逃避行」と言っても何から逃げるかはその人の境遇によって違います。
それもまたこの言葉に深みや奥行きを感じさせている理由のひとつなのかもしれません。
ある人は犯罪をおかして警察から逃げ、ある人は誰かから恨まれ憎まれそれによって追われ、またある人は借金をして返済できずに雲隠れする。
かけおちしているカップルならば彼女のお父さんに死に物狂いで捜索されているなんてパターンも。
抱えている悩みはバラバラですが、これらを全部ひっくるめて「逃避行」と呼びます。
今、挙げてみたのはけっこう逃避行シリーズの中でもハードモードに分類され、もっともっとライトだったり規模が小さかったり、はっきり言ってしょぼい逃避行も世の中にはあります。
これも逃避行なの?
なんせ何かから逃げさえすれば「逃避行」と呼ばれるのですから。
思い切ったどでかいやつもあれば「逃避行」と呼ぶには大袈裟に感じてしまうレベルのやつもあるのです。
例えば「会社をサボって個室ビデオに行く」っていうのはさっき挙げた逃避行例に比べるとやっぱりちょっぴり深刻さに物足りなさを感じます。
抱えている悩みも軽いものでしょうしハードモードの人たちと比較すれば緊張感も少ないはず。
顔もたぶんこわばることなく、もしかしたら半笑いに近いかもしれません。
でもちゃんと何かから逃げてこそこそと潜んでいるので「逃避行」にはしっかりと当てはまっているのです。
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